月は船星は白波

月は船星は白波 楽譜 ページ1
月は船星は白波 楽譜 ページ2
月は船星は白波 楽譜 ページ3
月は船星は白波 楽譜 ページ4
月は船星は白波 「梁塵秘抄」より

月は船星は白波雲は海 いかに漕ぐらん桂男は
ただ一人して

450 『梁塵秘抄』 二句神歌より

月の桂はよく歌に詠まれる題材。小西甚一著『梁塵秘抄考』によれば、万葉集の第七巻の巻頭歌である「天の海に雲の波立ち月の船星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(巻7-1068)の歌によっている。今様の歌詞では、雲を海に、星を白波に見立て、そこに月の船を浮かべているところが映像的に整っているように思われる。

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カテゴリー: 今様

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