催馬楽 「貫河」

女→男→女の問答の形をとった構成。「親放くる」(「放(さ)く」は、仲をへだてる、引き離すの意)という問題の解決に向けて「沓を買う」というソリューションを掲げる内容で、前向きなポジティブな雰囲気が漂う。

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月は船星は白波

月の桂はよく歌に詠まれる題材。小西甚一著『梁塵秘抄考』によれば、万葉集の第七巻の巻頭歌である「天の海に雲の波立ち月の船星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(巻7-1068)の歌によっている。

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催馬楽 四首

催馬楽は、雅楽による伴奏を伴う古代歌謡で、平安時代に貴族の間で流行していた。

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古今和歌集 その十一

その十一は、十六首。紀貫之による「あすしらぬわが身と思へど暮れぬまのけふは人こそかなしかりけれ」の歌。「紀友則が身まかりにける時によめる」と題する。

万劫年経る亀山の

古代中国の神仙思想、伝説にもとづく、海上にあるとされた想像上の山。三神山の一つである蓬莱山(亀山)を内容とする賀歌。

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君が愛せし綾藺笠

笠を川に落としてしまい、それを探している間に夜が明けたという内容。綾藺笠、賀茂川、秋の夜と、具体的な語も用いて語られるわりに、

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月影ゆかしくは

古典の作品において琴と言えば、琴(きん)の琴、筝(そう)の琴、和琴(わごん)などであるが、琴の琴は七弦で、弦を支える柱を持たない。

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