源氏物語 その二十 「蛍」の巻

その二十は、蛍の巻より八首。
古典作品の中では、蛍は人を恋ふ思ひ(火、灯)の象徴として、しばしば扱われる。思ひの「ひ」を火に掛け、思ひ(心の火)を蛍の灯に例える。